薄毛の危険信号。群馬高崎スーパースカルプ発毛センターNYBee

AGA治療薬「ミノキシジル」の効果とは?

AGA治療薬「ミノキシジル」の効果とは?

 群馬県で薄毛や抜け毛に悩み発毛剤を手にしたことがある方や、その成分について調べられた方はご存知かもしれませんが、発毛剤の有効成分で注目されているものが「ミノキシジル」です。

 ここでは「ミノキシジル」がどういったものなのか。効果や目的などについてお話しします。

ミノキシジルとは?

ミノキシジルとは?

  まず「ミノキシジル」という言葉についてですが、これは日本語ではありません。

「Minoxidill」と表記される言葉で、1960年にアメリカニューヨークの製薬会社ファイザー社によって創製された薬の名前です。当初は「高血圧」の方に処方するための経口剤を目的として使用されてきたのですが、その後に髪の毛を成長させ、脱毛症を改善する育毛効果・発毛効果が発見されました。

 抗高血圧剤としてのミノキシジルの役割は血管を拡張することにあり、血の流れが悪いと血圧は高まりますが、身体の血管を広げて、血行を促進させることで血圧を下げる効果があります。

 育毛や発毛、AGA治療においても、頭皮の毛細血管のはたらきや身体の血行は非常に重要で、このミノキシジルの「血行促進作用」がAGA治療薬として注目され、1980年にアメリカで初めて頭に塗布するタイプの外用薬として「Rogaine:リゲイン」販売されました。

日本での販売

日本での販売

  ミノキシジルは治療に使用する医療用医薬品としての認可が下りておらず、日本では生活改善薬として知られる一般医薬品として認定され、1999年に発売されたものが大正製薬の「リアップ」です。現在ではアンファー社やロート製薬もミノキシジル製剤に参入し販売が行われています。

 また海外で販売されている外用薬「ロゲイン」は、日本の一般外用薬よりミノキシジルの含有量が多く、比較的安価で入手できることから、ネットで個人輸入する方も増えています。

 最近では日本でも、海外で一般処方されるミノキシジル内服薬「Loniten:ロニテン」を処方するAGAクリニックも出てきていますが、取り扱っているところはわずかで、基本的にはロニテンやそのジェネリック医薬品を個人輸入することとなります。

ミノキシジル使用時の注意

ミノキシジル使用時の注意

・頭皮の痒み
 育毛効果が期待できるミノキシジルですが、外用薬によく含まれる基礎成分であるプロピレングリコールに身体がアレルギー反応を起こし、頭皮に強い痒みが出る場合があります。

・低血圧作用
 前述したように、本来ミノキシジルは高血圧を抑える薬として開発されているため、血圧を下げる作用があります。重度の低血圧症を併発する可能性もありますので、過剰な使用は避けるようにしましょう。

・内服による多毛化
 身体の毛は「髪の毛」だけではありません。
 内服薬の場合、全身の毛母細胞や毛乳頭を活性化させてしまうことで頭皮以外の体毛が濃くなる可能性があります。
 とくに頭皮に近い部位である顔まわりのヒゲはその影響を受けやすい為、男性の場合は薬の服用でヒゲや体毛が濃くなってしまうリスクがあるということを理解しておく必要があります。

ミノキシジル使用時の注意2

・その他副作用
 比較的副作用が少ないと言われているミノキシジルですが、その他にも「頭痛」「手足のむくみ」「目がかすむ」「不整脈」など、多数報告が上がっています。

・まとめ
 ミノキシジルを含む外用薬や内服薬は、発毛効果・育毛効果を促進する働きがありますが、自己判断での使用となるため、誤った使用や服用が大きな副作用を引き起こす危険性があります。群馬県で発毛の内服薬や、ミノキシジルタブレットに興味がある方は、これらのリスクがあるという事をまずは理解しておきましょう。
 これらを踏まえて、それでも海外製品を個人輸入で使用される場合は、効果・効能、使用方法に副作用など確認したうえで慎重に使用していくことが大切です。