男性型脱毛症といわれる「AGA」ですが、薄毛に悩む成人男性の4人に1人、40代男性であれば3人に1人がAGAによる脱毛症だとされています。
「AGA:Androgenetic Alopecia」は「Androgen:アンドロゲン」からきており、アンドロゲンはステロイドの一種で雄ホルモンや男性ホルモンと言われています。
名前からも見て分かるように、AGAには「男性ホルモン」の影響が大きく関わっています。
ここでは多くの男性が悩む薄毛の原因「AGA」がどのようにして起きるのかについて解説します。
まず、AGAと深く結びついている「男性ホルモン」についてですが、男性ホルモンは私たちの身体の健康を保つのに必要不可欠なもので、男性であれば精巣や副腎で主に分泌され、女性の場合は男性の約5~10%の量が卵巣・副腎から分泌されます。
AGAの名前の由来となっているアンドロゲン(男性ホルモン)の95%は「テストステロン」という物質から成っていて、この男性ホルモンであるテストステロンは筋肉を増やしたり、骨格を発達させるなどの重要な働きを担っています。
AGAと男性ホルモンが深く関わっていると言いましたが、前述したように男性ホルモンは健康を保つために不可欠で、テストステロンそのものが薄毛に対して悪い働きをするわけではありません。
頭皮の毛穴の奥には皮脂腺という「皮脂」を分泌する器官があります。私たちの頭皮は常に皮脂によって覆われていて、「皮脂」はホコリや紫外線などの外部からの刺激を防ぎ、頭皮の水分の蒸発を防ぐことで、頭皮や髪の毛を守る役割があります。
体内のホルモンバランスが崩れることによって、この皮脂成分の一種である「5α-リダクターゼ」という酵素と「テストステロン」が結びついて出来る「DHT:ジヒドロテストステロン」という悪玉男性ホルモンがAGAの主な原因となっているのです。
ジヒドロテストステロンは、髪の毛の毛根組織を攻撃することで、薄毛・脱毛を促進します。これまで元気に生えていた髪の毛は抜け落ち、発毛のサイクルも崩れるため、脳は「この毛穴に栄養を送らなくてもよいのでは?」と判断してしまい、通して栄養を運ぶ毛細血管は段々と細くなり「薄毛のスイッチ」が入ってしまいます。
通常であれば、毛周期によって髪の毛が抜け落ちたとしても新しく太い髪が生えてくるのですが、ここにジヒドロテストステロンが悪さをすることで毛根組織が攻撃され、髪の毛は細く弱くなり、そしてまた攻撃され・・・と、この負の連鎖がとくに男性ホルモン量の多い前頭部や頭頂部全体に広がることで薄毛や脱毛が進み、AGAを引き起こしています。
この仕組みをしっかりと理解し、根本的な原因をどうにかしない限り、どれだけ質の良い育毛剤や効能の高い発毛剤をしようしてもAGAを解決することはできません。
当店では、このAGAをなるべく薬品に頼らないかたちで解決し、発毛へ導いていく群馬県内唯一の技術を採用しております。
現在、群馬高崎で薄毛にお悩みの方や、年齢とともに髪の毛のハリ・コシが弱くなっていると感じている方は、群馬のAGA・薄毛に特化した発毛専門のNYBee高崎店へご相談ください。